ITパスポート試験の受験を検討されている方へ。
IT未経験で知識ゼロだった私が、とにかくお金をかけず、完全独学で1ヶ月で合格したときの勉強法を紹介します。
私はITパスポートに合格したおかげで、接客業からITエンジニア職に就くことができました。
ぜひ人生を変える一歩を踏み出していただきたいと思います。
この記事はこんな人にオススメです
・IT未経験からITパスポート試験に挑戦する人
・ITパスポート試験の効率的な攻略法が知りたい人
・教材の種類が多すぎて、どれを選んだらいいか分からない人
ITパスポート試験の概要と合格のメリット
ITパスポート試験は、IT業界で必要とされる基礎的な知識を評価する国家資格です。
この資格を取得することで、ITの基本的なスキルを証明でき、就職や転職において大きなアドバンテージとなります。
私も未経験(前職は接客業)からIT業界への転職の際、少しでもアピール材料になればと思い、挑戦しました!
試験の構成
試験は以下の3つの分野から出題されます:
- ストラテジ系(経営全般)
- マネジメント系(IT管理)
- テクノロジ系(IT技術)
合格ラインは100点満点中60点以上で、幅広い知識が求められます。IT未経験者でも1ヶ月という短期間で合格を目指す場合、計画的な学習と効率的な勉強法がカギとなります。
合格のメリット
- IT業界への就職・転職に有利
- ビジネスシーンでのIT活用力向上
- デジタル化社会での競争力アップ
この資格を取得することで、キャリアの幅を広げることができるでしょう。
特にIT未経験からIT業界に挑戦する際は自主学習の成果が必要となります。
目に見える成果物(自作のWebサイト等)が無い場合、資格は客観的に自分のスキルをアピールできる絶好の材料となりますのでオススメです。
実際に私もITパスポートを取得し、未経験からインフラエンジニアに転職しました!
インフラエンジニアに転職した際の体験談はこちらの記事で詳しく紹介しています。
未経験からのエンジニア転職に興味のある方は併せて読んでみてください。
→未経験で客先常駐のインフラエンジニアは最悪?実際に働いてみた感想と現在の状況
まずは申込みをしよう!
人間追い込まれるとやる気が出る生き物です。
まずは1ヶ月先の試験に申し込んでしまいましょう!
ITパスポート試験は全国の試験会場で、CBT(Computer Based Testing)方式で受験することができます。
公式サイトを確認したところ47都道府県すべてに試験会場があり、ほぼ毎週実施しています。
(金・土・日の週末の実施が多いです。)
下記が申し込みページとなります。
※初めて申し込みをする場合は、まず利用者IDの登録が必要となります。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/application/applies.html
IT未経験者向けの1ヶ月で合格するために必要な学習時間
ITの基礎知識がない場合、一般的には合格までに約130〜180時間の学習時間が必要とされています。
ただし、効率の良い方法で学習すれば短い時間でも合格は可能です。
私は1日2時間+スキマ時間の学習で1ヶ月で合格することができました!
必見!効率の良い学習方法とおすすめの学習教材
一言で学習のコツをお伝えすると
とにかく問題を解け!問題集を回せ!
インプット<<<アウトプット
です。
雑な表現ご容赦ください。笑
おすすめ教材
私の場合、受験料を除いてITパスポートの取得にかけたお金は
2,178円
のみです。
本屋さんで適当に買ったテキスト+無料でオンラインで利用できる問題集をやりまくっていました。
参考書(インプット)
とにかくアウトプットが重要なことには違いありませんが、インプットももちろん必要です。
1冊、体系的にまとまったテキストは絶対に持っていた方がいいです。
そしてこの手の本は電子書籍ではなく紙媒体の本を入手しましょう。
辞書のようなイメージで分からない部分、キーワードで絞ってその部分を読むのが効果的だからです。
テキストを手に入れたら、まず端から端までしっかり読みこむというよりは、
・スキマ時間にサクッと読みすすめる(4~6割くらいの理解でOK)
・問題を解いてみて分からない部分を読む
という使い方がおすすめです。
特にIT初心者にオススメの書籍は以下の通りです。
『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』
きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT 塾」のITパスポート試験本です。すべての解説をイラストベースで行っているため、視覚的に分かりやすく、IT用語特有のとっつきにくさを払拭した一冊です。
『いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』
このシリーズは、脳科学に基づいた構成で、約30分で読み切れる分量にまとめられています。
また、ストーリー形式で解説されているため、IT用語が初めての人でも理解しやすくなっています。
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問題集(アウトプット)
最初は正答率10%・・いや、5%でもいいです。
とにかく何周も解いて問題に慣れることが重要です。
下記Webサイトは完全無料で利用できますので、ぜひ活用してみてください!
- ITパスポート試験ドットコム
「過去問道場」のページから過去問を解くことができます。 - Ping-t
「最強WEB問題集」のページより2500問の問題集を解くことができます。
ちなみにこちらのサイトはITパスポート以外のIT資格についても学習ができます。
私の場合はインフラエンジニアに転職したあと、LPICという資格を取る必要があったのですが、その際もPing-tに大変お世話になりました。
本番の心構え
試験前日
本番前日は持ち物を確認し、早めに寝ましょう。
持ち物については公式サイトを確認してください。
特に
顔写真付き本人確認書類
に注意が必要です。
当日朝になって慌てないよう、必ず事前に準備しておきましょう。
試験当日
当日は試験開始時刻の30分前から開場及び受付を開始します。
できれば余裕を持って30分前の受付開始には会場に着いていたいところです。
早めの到着を心がけてください。
私は心配性なので、電車の遅延なども考慮し2時間前に会場最寄駅に到着し、
会場近くのスタバで最終確認をしました。
(少し緊張してお腹痛くなった思い出・・・笑 心配な方はぜひお腹の薬も持参しましょう。)
試験会場によっては受付前に待機できるスペースがある場合があります。
苦手ポイントの最終チェックを行いましょう。
さあ、いざ本番です。
これまでの自身の努力を信じて、リラックスして試験に挑んでくださいね。
IT未経験者向け:1ヶ月でITパスポート合格のまとめ
本記事では、IT未経験者が1ヶ月でITパスポート試験に合格するための、具体的な方法を解説しました。
合格への4つのポイント
- ITパスポート試験の概要と合格のメリットを理解する
- まずは申し込みをして自分を追い込む
- とにかく何周も問題を解いて出題形式に慣れる
- 分からないところは紙のテキストで理解
これらのポイントを押さえ、計画的に学習を進めることで、IT未経験者でも1ヶ月での合格が十分に可能です。
ITパスポートの取得は、キャリアアップの強力な武器となり、デジタル化が進む現代社会での競争力を高めることにつながります。
自分のペースで着実に学習を進め、ITパスポート合格を目指しましょう。皆さんの合格を心よりお祈りしています!
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